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改めまして、高専の電気工学科卒のしんじです。
社会人になってから、電気よりも土木(主にコンクリート)の経験が長く、電気を忘れかけております…笑
しかしながら、学生時代からエフェクター作りを趣味にしているので、たまに電子工作をしています。
今回は、趣味の電子工作に関係して「プリント基板」作りのことを書いてみます。
エフェクターとは?
エフェクターとは、ギタリストの足元にあって、足で踏んでいるアレです。
こんな感じ↓↓
一番有名なメーカーだとBOSSとかがあります。
私もよく使う通販サイトのサウンドハウスさんでもかなり多くの商品が掲載されています。
色んな機能のエフェクターがあり、例えば
- ディストーション:音の波形を加工して歪ませてかっこよくする
- オーバードライブ:ボリュームをめっちゃ上げた時みたいに歪ませてかっこよくする
- フランジャー:音をぐわんぐわんさせてかっこよくする
等があり、つまるところ、音をかっこよくしてくれます。
(説明雑!!笑)
ちなみに、見た目がめっちゃカッコいいものもあり、KarDiaNというメーカーさんもあります。
例えば、C3H5N3O9 “NITROGLYCERIN”(ニトログリセリン!?)
もう、名前も理系にドンピシャで刺さってますし、見た目も最高です笑
ステキ過ぎます…
以上のように、市販されているものを買うと、手頃なものでも1万円近くするのですが…
意外と自作することもできます。
電気回路の知識を学べる人、DIYを楽しめる人であれば、楽しく安く作ることが出来ます。
しかも自分の好きなように回路をカスタマイズすることもできるので、この世界も沼ですね…笑
エフェクターの自作
さて、私がエフェクターの自作と出会ったのは、高専5年(大学の2年生に相当)のときに、同じ研究室の同期がエフェクターを自作して、更にはヤフオクで売っていると聞き
「なにそれスゴイ!楽しそう!」
と思い、その同期に聞きながらすぐにチャレンジしてみました。
エフェクターの中身がどうなっているかというと、こんな感じです↓↓
小規模なものであればユニバーサル基板という市販されている基板で作れますが、少し複雑なものになるとプリント基板を作れると、エフェクター作りがかなり捗ります。
個人でプリント基板を作る方法
一昔前は、プリント基板を作るとなると、写真を現像するように、パターンを作って、露光して、エッチングして…と、手間がかかりますし、エッチング液は臭いしで、個人でやるにはハードルがありました。
一部のギークでなければ入門のハードルも高いニッチな世界でした。
しかしながら、
現在はパソコンで設計して、ネット注文したら、
家にプリント基板が届く時代になりました!
時代はデジタルですね!
ちなみに私は、Autodesk社のEagleを使用しています。
以前からEAGLEというソフト名で広く使用されていましたが、CADソフトで最も有名なAutocadを作っているAutodesk社が2016年頃にEAGLE社を買収し、今のようにAutodesk社の製品リストに追加されました。
メニューが英語なので慣れるまでは大変ですが、基本的な使い方であれば、意外と簡単に使えるので、初心者の方にもおすすめできるソフトです。
というか、他のソフトは難しすぎるので、Eagle一択かと思います。。。
今後、導入からプリント基板をネットで発注するまでの流れを連載してみたいなと思います。
電気回路のプロではないので、あくまで趣味のレベルですが、新しい趣味にチャレンジしてみたいなと思っている方に向けて、初心者でもわかりやすいコンテンツを作りたいところです。
電気回路のことや、パソコンのことなど、書きたいことはいっぱいありますので、少しずつ記事にしていきます。
とりあえず次回は、せっかくなので、電子工作の入門として、抵抗やコンデンサ等の部品のことを書いてみようかと思います〜
それではまたノシ
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